私の仕事場は祖父と父が建てた家です。
正確に言うと祖父が木材を刻んで父が建てた家なのです。
私はよく祖父の背中におんぶされて可愛がられていたそうです。
大工をしていた祖父は私が6歳の時に他界しました。
はっきりとは覚えていません。
でも、いつもニコニコしていたという記憶と大きな手を覚えています。
父も大工をしておりこの家を建てたあと、独立し今の涌井建築の基を築きました。
やはり手は大きく、がっしりとした体格で自慢の父親でした。
そんな二人が建てた家で、二人の背中を感じながら私は仕事をしております。
今は形として残る建築という仕事に携われていることに、
やりがいを感じています。
私は家づくりの準備から設計、そしてメンテナンスまでのすべてを見させていただいてます。
家づくりには様々な要素が絡んでおり、そのすべてに人の手が関わっております。
不安や悩みを解消して幸せに導く事ができる人に出会えれば、
必ず、希望のマイホームが手に入れられます。
私はそんなお客様の希望のマイホームを
少数の社員と腕のいい職人さん達とで造り上げることが、
自分の役割だと感じています。
ただお客様に涌井建築で家を建ててください!というわけではなく、
その目でしっかり確かめて、家造りを進めて頂きたいのです。
決して、家づくりで失敗してはなりません。
とにかく、正直に一つ一つ正確に答える。
それが一番大事だと思います。
おうちの計画、間取りはもちろんなんですが、
全体的な外の面も含めた外構計画というのが私の得意なところです。
それから、もともと技術をやっていたものですから、
技術面である断熱性とか、気密性といったところも私は得意であります。
逆に弱点というのは、先ほど言った技術面といったところであると、
ずいぶん詳しく話を進めてしまうんですね。
この話を始めると、お客さまの顔色を見ながらなんですが、
ついつい話が長くなってしまって、
特に女性の方は退屈な話になってしまうところというのが、
もしかしたら弱点と言えるかもしれないですね。
家づくり、大きい夢ですよね。
大きい夢を叶えるには、莫大な資金が必要になります。
もちろん資金があればすべてを叶えられるかもしれませんが、
やはりおうちを建てて、住宅ローンという資金面で
苦しんで欲しくないということを私は常に思っています。
涌井建築で家を建てる建てないに関わらず、
分からないことや不安なことがあれば、
いつでも相談をしていただけたらと思います。
皆さんの家づくりが幸せなものになることを
心から祈っております。